学生を卒業して、
新社会人として仕事をしていると、
アッと言う間に20代後半にさしかかり、
仕事に慣れてきたかと思った頃には
アラサーと呼ばれる年齢になっているもの。
アラサーになると、
会社から求められるものもと
自分の考えに変化を感じ、
“転職”を考えるタイミングになる人も多いでしょう。
男女で仕事に対しての意気込みは同じでも、
やはり年齢を重ねると
それぞれ特有の悩みも増えてきます。
今回は
アラサー女性の人生のターニングポイント
とも言える”転職”を考えてみましょう。
【アラサー女性の転職を意識するタイミング】
1.職場の人間関係に限界
男女どちらにも言えますが、
職場での人間関係はなかなか
ストレスが溜まる事も多いでしょう。
女性はある程度のお局さんがいる場合には、
いろんな悩みも増えるものです。
2.結婚
パートナーの男性にもよりますが、
結婚を機に退職せざるを得ない場合もあります。
まだまだ男性側の仕事都合に合わせる感覚が
大半を占めている現状なのでしょう。
また逆に、
ブラック気味な会社からは早期に退社を
伝えられる選択肢の一つかもしれません。
3.妊娠
新たな命を授かるとても喜ばしい事ですが、
体調の変化も大きく出てくるために
一度退職してからの、将来的な転職を考える女性は
多いでしょう。
また体調不良で休みがちな事を気にしてしまい、
このタイミングで退社を決める方もいるのが現状です
4.出産と子育て
国の政策としても育児休暇を推奨していますが、
実際には子どもを預けられる保育園がないため
退職を余儀なくされるケースも多く、
その後も子どもが小さい内には仕事を休んだり
早退する事も考えて、一度退職し、
子育てに向いている企業への転職を希望する女性は
多いでしょう。
他にも個人ごとでは
たくさん転職を意識するタイミングは
あるでしょうし、男女理由は関係ない事もありますが
アラサーと言う年齢で
女性自身に起こる事象を踏まえると、
転職のタイミングは一体何が正解なのか
わからなくなってきますよね。
【転職は自分のタイミングでしっかり考える】
自分で『転職したいなぁ~』と思ったタイミングを、
『でも今はめんどくさいから考えたくない』と
後回しにするのはやめましょう。
事実、転職を意識はするものの、
転職に動き出すのは気力も体力も必要です。
しかし後回しにしてしまったタイミングは、
もう二度と戻ってこないので
後悔だけはしないようにしないといけません。
転職をするにあたり、
バリバリと仕事をこなして
前職からの給与面は落としたくない場合には、
一定期間は残業などの負担がある可能性は
見越しておかなければいけません。
新婚すぐに転職をしたので、
定時に帰って家庭の用事をしないととなった場合、理
想では残業もなく帰社出来る事が望ましいのは
どんな人でもわかります。
しかし、アラサーでの
前職からの給与面を落としたくないと言った限りは、
それ相応の責任ある業務が任されるのが現実です。
ここで家庭も大切だからとなってしまうと、
会社側からすると
『新卒者なら仕事に集中してくれただろうに』と
言われてしまいかねません。
日本社会が理想に追いつくには、
まだまだ現実は程遠い企業が多いのです。
また、妊娠に関しても現実では厳しい状況に
見舞われる事も多いものです。
世間では「マタハラ(=マタニティハラスメント)」
と言う単語も出始めてはいますが、
転職後すぐに産休・育休はとりづらいものです。
即戦力として雇ったものの、
産休・育休で実情では不在となる事を
企業も避けたいのです。
転職をするタイミングは、
人生の中にある他のタイミングも合わせて
考えていきましょう。
【タイミングが合うなら転職は3月or9月】
転職活動は自分の人生をも左右するので、
タイミングが合う場合にオススメするだけなのですが
中途採用が1年の中で多めな時期は3月と9月です。
年度の切り替えでもあり、退職者も多なるため、
即戦力でも中途採用を求める企業も少なくありません
転職するためには、
たくさんのタイミングを考えながら
常に転職情報のアンテナも張っておくことが大切です
【転職するためには自己分析が大切】
転職をしたいと思ったタイミングがあった
と言うことは、何かしらの事柄があったからでしょう
『なんで転職をしたいのか』
『転職した後にどうしていきたいのか』
このような自己分析を細かくしていくと、
転職のタイミングや次の転職企業探しにも
役立ってきます。
この自己分析をせずに
とりあえず転職活動をしてしまうと、
転職後の未来像なども崩れていきかねませんし、
間違った転職先に行ってしまうかもしれません。
社会人を一度経験してきた
自分自身を見直す意味でも、
自己分析をしてみましょう。
【人生を楽しめるための転職になるように頑張ろう】
アラサー女性とは、
仕事以外でも頭を悩ませる事柄がたくさんあります。
しかし発想を変えれば、
それだけ自分で人生のタイミング
ターニングポイントを自分で切り開き
楽しめる機会が多いのです。
転職が自分の人生を楽しめるタイミングになるよう、
たくさん”転職”について悩んでみてください。